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19お料理についてあれこれ

ョル「さて、どしどしいきましょウ。
お次の座談会のテーマは【お料理についてあれこれ】でス。
指名キャラは【桔梗】と【ダテン】で追加キャラは【1名】で【百合】となりまス。
メンバーとテーマ的に平和な座談会になりそうですネ。
リクエスト者は【ひるこ】サンとなりまス」

a round‐table talk

  • 19お料理についてあれこれ

    ョル「料理番ということでどしどし語ってくださイ」

    桔梗「私は完全なる料理番、というわけではないのですが……。
    貴女も料理はよくされるのですか?」

    ダテン 「はい、私の方は料理当番が私という形ですね、私が一番料理に向いているので……」

    百合「そうですね、普段は桔梗さんが料理をなさっていますから。
    私は洋風料理の時にお手伝いをしますわ」

    桔梗 「はい、百合は洋風の料理が得意ですからね。
    パン料理なんかはお願いしています」

    ダテン「洋風料理……ということは貴女方は普段は洋の料理ではないのですね」

    桔梗「はい、私達は普段和風の料理を主に食べていますよ」

    ダテン「私……生まれはロシアで研究所も日本ではなかったので和風料理は本でしか知らないんです。
    どんなのを作られるんですか?」

    桔梗「ロシア、は確か北の国でしたね。
    そうですね……やはり醤油や鰹を使った出汁を使うことが多いですね。
    とは言っても私達が独自に作っているものなので現代の醤油や鰹節などとは少々勝手が違うかもしれませんが」

    百合「北の料理と言えばポトフなどが有名ですね。
    私も生れは外国ですけれど、今でいうイギリス辺りの生まれですからその辺りの料理はよく知らないですねぇ」

    ダテン「百合さんはイギリスのお生まれなんですね……。
    私の方は出汁は鶏がらと魚が主ですが……鰹ではなく鮭でとることが多いかもしれません。
    ですがやっぱり研究所内での生活ですので出汁は肉からとりますね」

    桔梗「何のお肉でとるんでしょう?」

    ダテン「牛でも豚でも鳥でもないお肉ですよ、コクがあってよく出汁がでて美味しいんです」

    百合「ふむ……気になりますね、ジビエとかではないのですか?」

    ダテン「ジビエ……ではないですね。ああ、ちょうど持ってきてるんです、良ければどうぞ」

    桔梗「ご親切にどうもありがとうございます。
    肉がたくさん入った汁ですね、……確かにこの匂いは鳥などのではなさそうですが……」

    百合「私も一口……。うーん、わかりませんね。
    ただふわっとしていて柔らかくて……とても美味しいですね」

    桔梗「脂身もそこまで多いわけではないですし……作り方気になります」

    ダテン「ふふ、特別な調理法ではないのです。
    ただ肉を切って、その肉とお野菜の出汁のスープですよ」

    桔梗「お野菜は……人参に白菜……ああ、体に優しい味ですね」

    ダテン「美味しいと言っていただけて光栄です」

    桔梗「今度私達の作る料理も食べていってくださると嬉しいです。
    あまり美味しいものではないかもしれませんが……」

    ダテン「是非食べてみたいです。
    東洋の味付けってとっても気になってたんです」

    百合「では次の機会にでも。
    ああ、でも本当に美味しいですね、このスープ」

    ダテン「ふふ、研究所ではよくとれるんですが、自然ではとれないお肉なんです」

    百合「家畜化されている肉なのでしょうか」

    ダテン「ですが健康を害するものではないのでご安心ください」

    桔梗「これだけ美味しければそれでも良いような気もしてきます」

    ダテン「ふふ……嬉しい」

    ョル「お肉の正体を知っているボクとしては恐ろしい限りですが、つっこむと怖そうなのでこれで終了にしたいと思いまス」