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23お嬢様のお茶会

ョル「さてさて、美味しいスイーツを堪能しきったところでお次のテーマは【お嬢様のお茶会】でス。
指名キャラは【桔梗】と【百合】追加キャラは【牡丹】となりましタ。
どの方も一応お嬢様はお嬢様ですネ。
リクエスト者は【にゅう】サンとなりまス」

a round‐table talk

  • 23お嬢様のお茶会

    ョル「お茶会な感じでどうゾ」

    桔梗「お茶会……いつもやっているようなのでいいんでしょうか」

    百合「いいと思いますわ、桔梗さんと牡丹さんとするのはほとんどないですし」

    牡丹「そういえばこの顔ぶれでは珍しいんじゃないかね。
    丁度和洋中揃ってるよ」

    桔梗「確かにそうですね。
    一応洋風のお茶会ということでテーブルと傘を用意してみましたが……」

    百合「お皿も洋風のものを用意していただいたんですね、ありがとうございます」

    牡丹「座ってすると場所がたくさんあるせいか色々寄ってくるからねー。
    椅子があったら数が決まってるから余計なのは寄ってこない」

    桔梗「前に縁側でしたときは結構な方が途中参加されましたね」

    牡丹「ちびっこも大きいのもたくさんね。
    洋風だと椅子がなけりゃ来ないから楽だね」

    百合「菓子はタルトを用意してみましたわ。
    お茶は……洋風の場を用意していただいたので紅茶にしてみました、いかがかしら?」

    桔梗「いいのではないのでしょうか?
    ……ああ……いい香りですね。さすが百合の入れた紅茶です」

    牡丹「餅は餅屋ってやつだね。
    しかし百合も頑張るねー。
    現世と同じ茶葉は用意できないにしても、栽培で独自の茶葉を用意してるなんて」

    百合「趣味の一つですわ。
    こちらでは時間は有り余っていますし」

    桔梗「この渋味がたまりませんね……。
    牛乳を入れたのも美味しいですし、花を浮かべても美味しいのがいいところです」

    牡丹「百合は薔薇を入れるのが好きなのかねー?
    よく入れてるところを見るけれど」

    百合「匂いの強い品種を入れていますわ。
    ローズの香りは心にとってもいいですから」

    桔梗「百合は自分の花園も持っていますからね。
    洋の材料は大体そこで作っているのは凄いと思います」

    牡丹「私も持ってるけれど百合には負けるねー。
    パンのために小麦も作ってるからね。
    百合の作るパンは美味しいよ」

    百合「嬉しいですわ。
    この小さなパンは中に餡子を挟んでいますの。
    和と洋の合わせ技ですね」

    桔梗「ほんのり甘くて美味しいですね。
    パンは甘いものにも塩辛いものにも合うのでご飯にもお菓子にもなるのが魅力的です」

    牡丹「ああ、でも紅茶にはやはり洋菓子かねー。
    このタルトが紅茶の渋さに丁度いい」

    百合「今日は少し甘めにしてみましたから。
    砂糖を多めに貯蔵庫から持ってきてしまいましたので椿さんに怒られるかもしれませんわ」

    桔梗「ふふ、椿はこれぐらいでは怒ったりしませんよ。
    それよりこのタルトを持って行ってあげた方がいいかもしれません」

    牡丹「ああ、椿は案外甘いもの好きだからねー。
    これ一つでも持っていけば二つ返事で許してくれるね」

    桔梗「こっそり持っていかないと、他の子達からもねだられるかもしれませんけどね」

    百合「それは大変ですわ、これはそこまで数を作っていませんから」
    B 牡丹「あー、甘い甘い。夜寝る前にでもこっそり持っていけばいいね。
    きっと耐え切れずに寝る前に食べるに決まってるから」

    桔梗「椿はあれで子供っぽいところがありますから」

    百合「それはそれは……少し楽しみですわね」
    B 桔梗「あら?少し日が陰ってきましたね」

    牡丹「風も出てきたね。紅茶のおかわりをもらったらそれぐらいでしまいかねー」

    百合「時間的にも三時のおやつの時間は終わりですわ。
    また今度ゆっくりとやりましょう、お茶会」

    桔梗「ふふ、楽しみですね」

    牡丹「次は誰か入れるのも楽しいかもねー」

    ョル「お茶会が終わったところで今回も終わりとなりまス。
    いやぁ、非常に穏やかにすすんだ会でしたネ」