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37大切な思い出

ョル「90万企画、残りも三つでス。
お次のテーマは【大切な思い出】となりまス。
指名キャラは【ナオ】と【さゆり】となりまス。
追加キャラは【2名】で追加キャラは【稲】と【アガラ&シガラ】となりまス。
誰しも大切な思い出というのは持っているもノ……。
皆さんの大切な思い出とは一体なんでしょうネ。
リクエスト者は【シロ】サンでス」

a round‐table talk

  • 37大切な思い出

    ョル「皆さんの思い出、是非語ってくださイ」

    ナオ「私の大切な思い出?うーん、そりゃ色々あるけど……。
    最近だったらやっぱりトモと一緒に過ごした記憶かなぁ。
    トモと私って仲良いし、なんだかんだ言ってトモっていい子だし」

    さゆり「仲の良い友達がいるのは良いことね。
    それだけで学校生活が楽しいものになるもの。
    私はもちろん大志との思い出は全て大切な思い出よ。
    大志と出会ってから今まで、悲しいものも全部大切な思い出」

    稲「おや?悲しくても大切と言えるのは凄いね。
    私は……楽しかった思い出はそりゃあ包丁さんの皆と遊んだりした思い出だけど、大切な思い出は……椿と最初に会った時の事だね。
    あの記憶だけは忘れたくないよ」

    さゆり「大切な人と出会ったときの記憶は大事な記憶になるわね。
    私も大志と初めて会ったときの思い出は……特になくしたくないわ」

    ナオ「あー、私もそう……と言いたいけどトモと出会った最初ってイマイチ覚えてないや……あはは」

    アガラ&シガラ「自然過ぎて、よく覚えていない、そんなときもある。
    俺たち、も、そうだし、な。
    俺たちは、生まれたとき、から一緒、だから、会ったとき、というのは、わからない。
    けれど、二人で助け合った、その思い出は、大切だ」

    稲「あんた達は双子だもんね、助けあった記憶ってのはそりゃあ格別なものだろうね」

    ナオ「なんかこうやってはっきりと【大切な思い出】って言われると色々考えちゃうよね。
    何でもないことでもいざ考えると失いたくない思い出だったりするし。
    トモと遊園地に行った思い出とかも今となっては大切な思い出だなって感じる」

    稲「思い出ってそういうものだねぇ。
    本当に……本当に些細なことでも失いたくない思い出というのは案外多いものさ」

    さゆり「大志との日常のやりとりも大事な思い出だもの。
    何一つとして失いたくはないわ」

    アガラ&シガラ「俺たちは、実験によって、いくつかの、記憶を、失って、しまったが、
    悲しいな、本当に、ふとしたときに、わかってしまう、んだ、そのときの、記憶が、ないことを」

    ナオ「それは……悲しいね、とっても。
    大事な思い出なのに確かにあったはずなのになくなっちゃうってほんと辛い」

    さゆり「私も大切な思い出をなくしてしまう未来もあったから……気持ちはわかるわ。
    とても大切だったのに、なくしなくなかったのに、いつのまにかないの。
    或いは確かにこの手にあったはずなのにさらさらと砂のように手からこぼれてしまう……そんな感覚」

    アガラ&シガラ「とっても、怖い、感覚だ。
    いつか、自分の中で、昇華して、忘れてしまう、のではなく、崩れていって、しまう、そんなのは、恐ろしい」

    稲「そうだね、忘れてしまう思い出もあるけれど、そういうのは……また思い出せるからねぇ」

    ナオ「トモと最初に会ったことも忘れてるだけで絶対思い出せないわけじゃないからね」

    稲「長い長い年月を生きたとしても、無くならない記憶はあるもんだ。
    無くしてしまったとしても取り戻せる思い出だってある。
    でも消えてしまった思い出は取り戻せないからねぇ」

    さゆり「私はこの思い出を抱いたままでできるなら死にたいわ」

    ナオ「私は多分まだまだこれからも増えていくから忘れちゃうかもしれないけど、それでも一つ一つ大切にしたいよ」

    アガラ&シガラ「消えてしまった、思い出、は、悲しい。
    が、これからも、大切な、思い出は、出来る、からな」

    稲「過去の大切な思い出も大事だけれど、今から増える大切な思い出も大事だからねぇ」

    さゆり「ふふ、大切と思える思い出が増えるのっていいことね」