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39惚れた女に向けてカッコつけるならば

ョル「90万企画も今回でラストとなりまス。
皆様長らくの間おつきあいありがとうございましタ。
ラストのテーマは【惚れた女に向けてカッコつけるならば】となりまス。
指名キャラは【大志】と【鋳太】となりまス。
追加キャラは【1名】で追加キャラは【妖世】となりましタ。
さてさて、ラストの座談会、一体どう会話が行われるのでしょうカ。
リクエスト者は【大根】サンでス」

a round‐table talk

  • 39惚れた女に向けてカッコつけるならば

    ョル「存分にカッコつけてみてくださイ」

    大志「やっぱり惚れた女を守ることからかな、守り切って平然としていたいなぁ、俺は」

    鋳太「あ、俺もそう思います。やっぱり辛いとことか見せずに平然とした顔で【何もなかった】と言いたい」

    妖世「お二人ともカッコよいですね。
    僕はあまりそういうことができそうにないかもしれません。
    カッコつけるとすれば……惚れた相手の困りごとを相手に気づかれずにスマートに解決をしたいですね」

    大志「あーそういうのもいいよな。
    相手に気遣いを感じさせずに、な。
    惚れた女にはやっぱり穏やかに平穏に生きていてほしいものだし」

    鋳太「平穏……そうっすね、困りごととかも俺が解決できたらいいなぁって思うんすけど、やっぱり中々って感じです」

    大志「相手が何でも出来ると困りものだよなぁ。
    カッコつける以前の前に横に並べられるかどうか心配してしまう」

    鋳太「あ〜……わかります。下手に何でも平然とこなせられちゃうと良いとことか見せられないんですよね〜」

    妖世「愛しい相手が何も出来なくても助けようと思っていて、何もかも出来ても妬まずにそれがこの人だと思えるのであれば別にそう思ってもいいのでは?」

    大志「さゆりはな〜俺のことをカッコいいって言ってくれるんだけどな、やっぱりカッコ悪い所も散々見られてるからな……。
    今更ってこともあるかもしれないが、夫として妻にカッコつけたいとは思うんだよ」

    妖世「しかしさゆりさんは十分貴方の良い所を見ているようですよ?
    この間特に惚気られました。僕としてもあのエピソードは十分カッコつけたにしてもカッコいいかと」

    大志「何!?さゆりがそんなことを!?一体どの時のことなんだ……」

    妖世「本人は恥ずかしくて夫には言えないそうですよ、良かったですね。こんなにも愛されていて」

    鋳太「いいっすね〜夫婦って。
    お互いを思いあうってとこがまさに俺の理想とする夫婦って感じで。
    現状俺がカッコつけられるのって暴漢から身を守ったりすることぐらいっすけど、それも滅多にどころか全然ないっすから。
    まぁそういうことがないのが一番なんですけど」

    妖世「僕もそういう夫婦はいいと思います。
    さりげなく相手を思いあえるのって羨ましい」

    大志「俺が最近できてるカッコつけとかはさゆりが疲れてるな?って思った時はさりげなく家事をしたり外食したときにさりげなく椅子をひいたりとかそれぐらいなんだよな。
    恋人同士だった頃は外食したときにさらっと会計しといたりもできたんだが……今は結婚してるからな、家計が一緒だから奢るとか奢らないとかそういうものじゃなくなってきてるし」

    ? 鋳太「会計……?うーん、俺も家事手伝いとかもすればカッコつけたりとかできるんすかね……。
    でも家事とか手伝う機会ないしな……。
    あ〜惚れた女にカッコつけか〜!案外難しい」

    妖世「難しく考えなくても相手が喜ぶよう独りよがりにならないようにすればいいんですよ。
    カッコつけられる相手がいることがまずいいんですから」

    大志「そうだなぁ……。うん、話をしていたらさゆりに会いたくなってきたし、ここは一つカッコつけとして変わった食材でもお土産に買ってかえるかな」

    鋳太「それ……土産になるんですか?」

    大志「さゆりは料理が好きだからな、変わった食材を持って帰ると喜ぶんだ。
    そうだな〜ちょっと遠出してエチゼンクラゲでも持って帰ってみるか!」

    妖世「まさか丸ごと持って帰るのでは……」

    大志「さすがに丸ごとはでかいけどな〜……。
    ああでもさゆりは食材は丸ごと持って帰ったほうが喜ぶしな!
    ここはカッコつけて頑張って持って帰るさ!」

    鋳太「……参考までにそのエチゼンクラゲとやらの大きさは……」

    妖世「大体二メートル、一間と一尺ぐらいでしょうか……」

    鋳太「うわぁ……」

    大志「さゆりー!待ってろよー!」

    ョル「大志サンがエチゼンクラゲ確保に向かってしまわれたので座談会はここまでとなりまス。
    最後までお楽しみいただけたでしょうカ?
    少しでもお楽しみいただけたのでしたら幸いでス。
    またのご来場を心よりお待ちしておりますネ」