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8椿のわかめ好きについて

ョル「今回は【椿のわかめ好きについて】
またど真ん中なテーマを持ってきましたネ。
指名キャラは【葵】と【稲】で抽選の結果追加キャラは【1名】で【牡丹】となりまス。
ふむ、めずらしくゲームが統一されましたネ」

a round‐table talk

  • 8【椿のわかめ好きについて】
  • ョル「椿サンのわかめ好きについて討論というか座談会をしてほしいそうですヨ」

    葵「椿ねぇの……わかめ好きですか?」

    牡丹「確かに何で椿はわかめ大好きなんだかねー。
    包丁由来で大好きになることはあっても椿はわかめ関係する包丁じゃないしねー」

    稲「ああ、あれねぇ。昔私が持っていったときからかな、好きになったのは」

    葵「そうなのですか?」

    稲「そうそう、供物にわかめがあったからお土産に持っていったのさ。
    そしたらはじめは訝しげな顔で見てたくせに一口食べた瞬間もう大変だったよ」

    牡丹「海藻類を食べたことがなかったのかねー?」

    葵「私といるときは昆布等も食べてたのです」

    稲「私と出会ったときはまだ小さかったからね。わかめをもらえるような場所じゃないし初めてだったんだろう」

    牡丹「椿はわかめは何で食べるの好きなのかねー。
    酢の物とか味噌汁とかいっぱいあるよね」

    葵「私は味噌汁が好き……です」

    稲「私もだよ、葵。椿はねぇ、あんまり人前ではそんな食べ方しないけど取ってきてすぐ食べるのが好きなのさ」

    牡丹「はぁ!?」

    葵「……」

    稲「とは言ってもこっちの世界に来てからだけどね。
    前は海なんて行ったことなかったし。
    海にわかめがあると知って飛び込んでいった椿は見ものだったなぁ……」

    葵「椿ねぇが海に行くたびにわかめを食べているのを見てるですが……止めてくださいなのです」

    牡丹「あー私も見たいねー。今度一緒についていってみようかねぇ」

    稲「ほんのりとした塩気がたまらないらしい。
    全く、あんなに野性味溢れるようになったと知ったら村の連中はどう思っただろうね」
    B 葵「椿ねぇはここに来てから何かが解放されたかのように動くので要注意なのです……」

    牡丹「まぁそれは他の連中も一緒ね。私も結構ざっくばらんに生きてるしねー」

    稲「あいつにとってわかめが食べられる環境はいいことなんだろうさ。
    でも自分用の貯蔵庫にわかめを山ほど貯蔵しているのはどうかと思うけどな」

    葵「椿ねぇ個人の貯蔵庫……わかめが半分を占めているのです」

    牡丹「確かに私達は食糧なんていらないから個人の貯蔵庫なんて各々好物が貯蔵されてるけどそれは多すぎないかねー?」

    稲「いいじゃないか、誰もいない時に幸福そうにわかめをしゃぶっている椿とか面白いもんさ」

    葵「……見たことないのです」

    稲「相当まわりに気を張ってるからねぇ。
    私だったらくぐりぬけられる程度だけど」

    葵「そんな……」

    牡丹「妹分の葵には見られたくないってことね、気にすることはない」

    葵「むぅ……」

    稲「でもほんと椿はわかめが好きだねぇ、あいつは包丁由来が影響しないから個人の趣向が強く出たのかねぇ」

    葵「私はお刺身好きですが、お刺身食べようとすると何故かわかめを添えてくるのです」

    牡丹「椿なりに贈り物してくれてるんだねー。刺身にわかめは有りだからねー」

    稲「一人であの量を天日干しするなんて結構体力いるだろうし」

    牡丹「たまに干し場が占領されてて迷惑なんだねー」

    稲「まぁ普段きっちりしているあいつが唯一はっちゃけるときなんだ、大目にみてやりな」

    葵「椿ねぇ、結構わかめのこととなると目の色かえるのです……」