なるほど…君が瓶子ちゃんなんだね…

うん。とても可愛い…ちゃんとお姉ちゃん達に守ってもらってるんだね…

あっいけない、質問をしなきゃだった…そうだね…

「もし僕が願った何かを切ってもらって贈り物をあげるってなったら、どんな物を貰えたら瓶子ちゃんは喜んでくれるかな？」

僕はどうも人に贈り物をする時は、必ず何が欲しいかを聞かないと不安でね…

自分の趣向や考えで選んだものに対して…いや…そもそも自分に自信が全然持てなくて…

あ、大丈夫だよ僕のことは！と、とにかく、君の欲しいものを1つで良いから教えてよ！

瓶子：へーへのしつもん？

ョル：そうですヨー。えっと、この方は随分と愛情がおありで……要約すると【何が貰えたら嬉しいか？】ですネ。

瓶子：う？？？

ョル：貰って瓶子サンが嬉しいのはなーニー？でス

瓶子：！へーはー…………

ョル：ゆっくりでいいですヨー

瓶子：ふわふあ……ひらひら……きれー

ョル：ふわふわでひらひらしていて綺麗なものですカ？

瓶子：いっぱいいろ……うー……すき

ョル：一杯色があるもノ……。ふわふわでひらひらして綺麗なものであればなんでもいいわけではなさそうですネ

瓶子：うー……さーさーでゆらゆらして……きれい

ョル：うーン……。さすがにボクでは難しいですネ……。ちょっとごにょごにょ聞いてきましょウ……！

瓶子：……？いってらー

ョル：………………というわけで聞いてきましタ！ふわふわでひらひらして綺麗でいっぱい色があるものだとしたらお花じゃないかということでス！

瓶子：ヨ、いーのにおい、する

ョル：いーの匂イ？ああ、稲サンに聞きにいったので、それでしょウ

ョル：瓶子サンはお花をプレゼント……貰うと嬉しいのですカ？

瓶子：うん！おはな！へーおはなだいすきー！

ョル：そうですか、お花が好きなんですネ。一本が好きですカ？それともいっぱいの方ガ？

瓶子：いちもいっぱいもすき！

ョル：どっちも好きなんですネ。好きな花はありますカ？

瓶子：ぜんぶすきー！

ョル：全部好きとハ……。いいですネ

瓶子：もらったの！いっぱい、おいわいのときも、おわかれするときもおはな。

ョル：ああ……彼にたくさんもらったから好きなんですネ

瓶子：うん！へーはしあわせ

ョル：幸せ、ですカ……。これからもいっぱいお花をもらえるといいですネ

瓶子：うん！