今まで出会った怪異の中で厄介だな…って思った怪異は居ますか？もし居るならそのエピソードを聴かせて欲しいです

椿：また……変わった質問がきたわね

ョル：椿サンはカミサマですからネ、大抵の怪異は脅威ではないのでハ？

椿：そうね……生前ならいざ知らず、包丁さんになってからだと怪異に負けることはないし……

ョル：位が違いますからねェ

椿：神堕ちなんかはきつかったりするけど……うーん、現世ではめんどくさいことはあっても厄介な怪異は……うーん……

ョル：少なくともパッと思い出せる怪異はいないト

椿：生前だと夜に紛れてやってきた人喰いの怪異に葵が食われかけたことがあるけど……

ョル：おヤ？そのときはどうしたんですカ？

椿：私の力でギジュッてやってバーンって消滅させたわよ

ョル：お祓いとかそういうのハ……

椿：無理よ、稲に教わった後ならともかく。私は元々そういう力をもっていたからそれでこう……ギジュッと……

ョル：効果音がおかしいんですよネ……。では厄介なのはいなかったト？

椿：うーん……あ、そういえばいたわね……私たちの世界……神域で出た厄介な怪異

ョル：ほウ……。それは一体どういう怪異でしたカ？

椿：風をひたすら吹かせるのよ……

ョル：ほうほウ……。ですがそれは別に厄介とまでは言わないのでハ？

椿：厄介よ！あの怪異……袴……えっと私のだとすかーと？とかその辺を巻きあげるように風をふかせるのよ！！

ョル：うわァ……

椿：短い子も長い子も関係なくすかーと部分だけ巻き上げるのよ！はじめは怪異の仕業だとわからないぐらいにちょっとずつ！

ョル：それは……まァ、一言で言うと変態怪異ですネ……

椿：どんなに短くてもすかーとがめくりあがるからおかしいってなって調査した結果怪異だとわかったときのあの気持ち悪さ……！！

ョル：その怪異に性別があるかは不明ですガ、まぁ嫌ですよネ

椿：私達基本的に下履きを履いてないことが多いのよ！？もうあっちこっちで大変だったんだから……！

ョル：エ、下履き履いてなイ……

椿：もちろんその怪異は全員で袋叩きにしたわよ、当然よね

ョル：そこよりもっと気になること今言いませんでしタ……？